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東京都高体連強化練習会

今日は昼からの練習会に参加してきました。
場所は”講道館
やっと行き慣れた感のある場所。

去年も参加しました。
去年は日ごろやっている練習会とそんなにレベルが変わらなかったので、そのノリで参加しました。

しかし!

行ってみるとどうでしょう!?
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世田谷学園!
国士舘!
ドイツジュニアチーム!?

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また、昨年以上の参加者数。
確かに、去年も参加要綱に「国士舘・世田谷学園も参加」と書いてありましたが、不参加でした。
今年もそうだろうと、一年生のために位の気持ちでたかをくくって来たのですが、大幅に予定が狂いました。
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やはり、雰囲気が去年とは全然違います。
最初の体操も国士舘の生徒。
重みのある雰囲気で始まりました。
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強豪校や国際チームからしたら、気軽な練習会です。
むしろ息抜きになるくらいでしょう。
しかし、本校を含め一般校の生徒は違います。

また、人数も道場に対して多すぎました。
そこで主催の先生方は二つのグループに分けました。
世田谷学園・国士舘・ドイツジュニアと稽古できるグループ

日ごろの練習会レベルのグループ
です。

もともと、AとBに分かれていました。
Bは初心者のグループでしたので、本校は元からAで参加していました。

そのAの中でまた分かれたのです。
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大河が世田谷学園の選手と寝技をしています。
最初は弱いと思われ、気を抜いて掛かってきていましたが、あっさり押さえ込んでしまいました
しかし、次は違います。
モードを切り替えてやってきました。
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やられはしますが、果敢に練習を挑みます!
また、いつもとは全く緊張感が違います。

いつ何をどうされるか分からない。

全国制覇を目指すチームのプライドがある。

そんな中、精神力の消耗度は計り知れないものでした。
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一輝も後ろから攻めます。
中々、得意の三角のポジションを取らせてもらえません。

強い学校の条件は、第一に「ミス」がないのです。
ポジション争い組み手争い技を掛けられる前の対処がしっかり気づかないうちに施されているのです。

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ドイツジュニアチームに三角が入りました!
しかし、惜しくもこの後耐えられました。

立ち技乱取りもあったのですが、写真を撮りそこないました。
3セットありまして、国士舘・ドイツジュニア・世田谷学園の地獄の順番で元立ちでした。

今回の練習会は非常に有意義でした。
うちの二年生のないもの、一年生に必要なこと、これらが顕著に出ました。
一年生は今回新たな発見があった訳ではありません。昨年の大河たちが道を作っているので、認識済みでした。
やはり、道作りをしている大河達で大きな発見がありました。

それは、前回の学年別東京都大会で日大三校に惜しくも敗れました。
その敗因が今回の練習会で分かりました。

強豪校との練習に呑まれない精神力です。
その力がまだ彼らにはなかったのです。

試合では日ごろから強豪校の様子を見ています。
しかし、
どんな練習をしているのか?
どんな意気込みでやっているのか?
それらは全く知りませんでした。

というより、まだまだ教えられる段階に彼らが達していなかったからです。
高校から始め、初歩を教えるだけで精一杯です。
しかし、伸び率では相当な速さで伸びています。
今回、やっと上級者レベルの門を叩く所まで来たのです。

私がもっと指導者として先見の明があれば、練習会が終わってから気づくようなことはなかったと思います。
この段階に来たことを、練習会の前に彼らに話せていたら、また違った練習会の効果を得られていたと思います。
今回、練習会が終わり相当な精神疲労が見られました。
カルチャーショックだったでしょう。

練習会終了後の話で、テストと置き換えて説明しました。
「今回は実力テストだった。
しかも、
開成・灘・ラサールの生徒との実力テスト。
もともとトップレベルを目指す者のプライド気迫はああいう物だ。
技術的には相当なレベルを俺から君達には教えている。
しかし、メンタルな面は今まで教えられなかった。
どの世界でもトップを目指すもののプライドはこういう緊張感を持っている。
たまたま柔道なので目に見える形で知ったから面食らったであろう。
しかし、本校の母体である東工大を含めトップレベルはこういう突出した精神力とプライドを持ち、負けず嫌いな者がトップにのし上がる。

自分の世界でしかないプライドはもろい。
目指すレベルも井の中の蛙だ。
殻を破り、開き直り、吹っ切れればいい。
いい意味で馬鹿になれ。

今回の経験を糧に、精神力・緊張感を身につけられれば、大会での戦績も上がるだろう
今まで、その厳しさ無しでこのレベルまで達することが出来たのだから、身につけた時の君達は別人になる。
また、今後の生きていく上でも勝利を目指せる人間になれる。」
という話を、しました。

練習直後のことだったので、どれだけ記憶しているかどうかは定かではありません。
皆、疲れ切っていました。
一年生は余り良く分かっていなかったように思います。

当然、いいのです。

彼らは一年後にこのレベルになればいいのです。
彼らは先輩達の背中を見られているので幸せです。
二年生達はいつも初めてな事ばかりです。
苦労を掛けています。

これからが、また楽しみです!
一皮剥け、吹っ切れて柔道に取り組む彼らに期待します。
まったくそっぽを向いてしまうかもしれません・・・。
全く柔道をやったことのない生徒達には相当大変な話です。
ボールなど何かを介さないで、直接組み合う柔道です。
それだけストレートにぶつかってきます。

それだけの精神力が求められる競技ですが、本校の目的は

成長率です!!

これだけは決して負けてはなりません。

強豪校までの柔道レベルになるには、幼少期からの経験値・練習環境が必要となります。
そういう意味では土俵が違います。

しかし成長率を求めるには、質の違うプライド・緊張感が求められます。
これはどの世界に行っても同じことです。

彼らは柔道を通じて、理解できたでしょうか?

私も高校二年生の時に、初めて国体候補選手練習会に参加したときに国士舘・世田谷学園・足立学園の選手達と練習しました。それまでは、やはり同じく全く緊張感のない練習を仲間と高校で練習していました。

そこでの練習で、世田谷学園の先輩でインターハイ選手を誤って大外で投げてしまったのです。

さあ、大変です。

相当に切れられました。

本郷高校などという聞いたことも見たこともない高校の選手です。
休憩くらいの気持ちでいたのだと思います。
周りでは多くの先生、生徒が見ている前での稽古だったので、怒りは相当な物でした。
洗礼でしたね。

そこから、私も変わった記憶があります。
勝ちたい気持ち・練習に取り組む意欲が今まで物凄く幼稚なレベルだったと痛感しました。

忘れていた高校時代を思い出させてくれました。

今回の練習会は生徒にも私にも大きな効果を与えてくれました。

参加して良かった。

余談ですが、高校時代を思い出すのにとても嬉しい再会を果たしたのです。
それはライバル(私が勝手に思い込んでただけのことですが)と偶然、会ったのです。
高校時代は話したこともありませんでした。
同じ支部で5~6回、個人も団体も含め対戦しました。
彼の方が実力は上で、高校最後の支部大会でも決勝で負けました。
しかし、彼がいたから、その目標に向って柔道が出来たのだと思っています。
そんな彼が会場に柔道着姿でいるではないですか!?
彼は、今ある大学の職員になっていて、柔道部の勧誘に来ていました。
柔道専門の大学ではない工業大学ですので、確か本校にも指定校推薦があったかもしれません。
いつか、そんなラインが生徒を介してつながったら、楽しみです!

これからも色んな練習会に参加して行きたいと思います。

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コメント

お、私と同じ本郷卒業生ですね。
嬉しい限りです!

私も母校に誇りを持っています。
校歌にもあったような気がしますが・・・。

柔道界でも名を馳せられるようになったらとの思いがあります。
顧問の先生は有名ですが。

これからもお互い本郷卒業生として、母校を大切に思いたいものですね!

投稿: 顧問 | 2006/07/18 17:21

>本郷高校などという聞いたことも見たこともない高校の選手です。

あのう、本郷高校って都内でも古くからある有名校なんですが。
水泳の北島康介を排出した事でも有名ですし、かつては
ラグビーの強豪校としても名を馳せました。
多数の有名人を出してる事でも知られていますよ。

投稿: 本郷卒 | 2006/07/18 12:51

どんどん強い中学生が出てきますね!
その中核で動かれてる先輩もお疲れ様です。

うちも国体候補選手に選ばれることを目標に頑張っています。

部員からも、昨日の練習ノートに有意義であった旨が書いてありました。

高校も東京が勝てなくなって色々戸惑っているようです。
レベルは全国一高いですが、突出した選手がいないです。

雲の上の話のように感じていますが。

投稿: 顧問 | 2005/11/07 12:27

いい稽古になったことでしょう。

中体連では今年から特設委員会で強化委員会を設け、男女とも強化選手を指定することになりました。

東京もアグラをかいているワケにはいかなくなってきているので、まず手始めに強化練習会の開催します。(男子12月17日国士舘中,女子1月7日都立駒場高)

ゆくゆくは他県の合同練習会などに連れて行こうとまで考えているようです。

男子は弦巻、国士舘が来るのかなぁ。

投稿: でーご@瑞江中 | 2005/11/07 10:26

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